お知らせ

現場見学会の実施について

12月13日(金)延岡工業高校電子電気科1年生を対象に、現場見学会を開催しました。今回の現場見学会は、水力発電所の施設の役割、水力発電の基本原理や特徴などを学習してもらうとともに、発電所建設工事における電気工事について理解を深めてもらうことを目的として、祝子発電所(延岡市)と大日止昴小水力発電所(日之影町)で行いました。

〇祝子発電所(宮崎県企業局)
祝子発電所は、五ヶ瀬川水系に設けられた県企業局の4か所の発電所の中で最も出力が大きく(県企業局内でも1位で17,300kW)、約250mの高落差を利用して発電が行われています。まず、当会牛島会長があいさつ。次に、県企業局施設管理課山本課長補佐さんから企業局と祝子ダムの概要説明がありました。

それから、変電所、水圧鉄管を見学した後、発電所の中入りました。発電所の見学は3班に分かれて、配電盤室、発電機室と水車室で県企業局担当者から説明を受けました。

 

 

〇大日止昴小水力発電所(大人発電農業協同組合)
大日止昴小水力発電所は、用水路の落差を利用して発電しています。出力は約50kW、落差は約85m。その発電で得られた電気は、九州電力(株)に全量売電されており、地区内の環境整備や伝統芸能の活動費などに充てられています。
はじめに、大人発電農業協同組合田中代表理事さんからあいさつと概要説明があり、その後2班に分かれて取水設備と発電所の見学をしました。