11月12日(火)延岡工業高校電気電子科1年生を対象に現場見学会を開催しました。大日止昴小水力発電所(日之影町岩井川)と北浦漁港衛生管理型荷捌き所(延岡市北浦町)の2箇所を見学しました。
〇大日止昴小水力発電所(大人発電農業協同組合)
大日止昴小水力発電所は、農業用水路の落差約85mを利用した水力発電で、出力は約50kWあります。その発電で得られた電気は九州電力(株)に全量売電されており、発電で得た収入は地区内の環境整備や伝統芸能の活動費などに充てられています。はじめに、大人発電農業協同組合田中代表理事からあいさつ、建設に至る経緯や特徴などの概要説明があり、その後、発電所と取水口を見学しました。
〇北浦漁港衛生管理型荷捌き所建設電気設備工事
北浦漁港は、陸揚金額が県全体の36%、陸揚量が県全体の65%と本県の重要な漁港ですが、荷捌き施設が十分でないため、県では雨、塵を防ぎ小動物の侵入防止に対応した衛生管理型荷捌き施設の建設工事を行っています。はじめに、牛島会長があいさつ、工事発注課県営繕課設備室の立元主任技師から施設の概要説明があった後、電気設備工事を施工している西南電気(株)上田現場代理人が工事概要説明をしました。見学は2班に分かれて、受変電設備やケーブルラック、機器等を説明を受けながら見て回りました。